FC2ブログ

ハーモニックバランサーの原理と効果

先回の記事でクランクシャフトのダメージに苦悩しつつ「今思えばハーモニックバランサープーリーをもっと早く導入しておけば良かったなあ」と書いたところ、

「プーリーの慣性モーメントはフライホイールの慣性モーメントに比べれば非常に小さく、クランクシャフトの振動を吸収する効果は期待できないのではないか。せいぜいVベルト系の振動を吸収する程度では?」

「ハーモニックバランサーと純正ダンパープーリーの違いは何ですか?」

という質問をコメント欄に頂きました。

それを機会にちょっとマジメに考察してみたのですが、単に返答だけで終えるのは勿体ないような気がしたので、Do Tradingのスクイさんから頂いた情報も加えて記事にまとめてみました。

R0017981.jpg

赤ミニで使ってきた1300cc用純正のダンパープーリーです。

クランクシャフトが固定される内筒とVベルトが掛かる溝が掘られた外筒、そしてその間を埋めるように充填されたゴム層とで構成されています。そしてゴムが硬化してボロボロになってました。

DSCN2558.jpg

取り付けられる位置はここですね。クランクシャフトの前端、つまりエンジンのフロント側で、Vベルトを介してウォーターポンプとオルタネータを駆動しています。

DSCN2561.jpg

エンジンの前方から見るとこんな感じです。

右側に見えているのがプーリーですが、確かに左側のクラッチハウジング内に収まる巨大なフライホイールと比べると申し訳程度の大きさに見えますw

20160923_00.jpg

フライホイール、クランクシャフト、そしてプーリーの位置関係はこんな感じです。右側のごちゃっとした分かりにくい図は某特許から引用してきたダンパープーリーの構成図です。内筒と外筒の間にゴムとビスカスダンパーが封入された構造になってます。

この、クランクシャフトを挟んで片側に巨大なフライホイールがあって、もう片側に小さめのプーリーがあるという配置自体にも実は意味があるのですよ。以下で順番に役割を説明します。

フライホイールの機能はマスダンパーです。つまりクランクシャフト軸に大質量の慣性モーメントを与えることによって、等間隔とは言え断続的な爆発力を連続した安定な回転として取り出すためにあります。その一方でクランクシャフトに対して剛結されているだけですのでクランクシャフトに発生した捻れのエネルギーを吸収する機能はありません。

クランクシャフトが捻れる際には、フライホイールが大きな慣性を持つためフライホイール側を固定端としたような捻れになります。各気筒で発生する捻れが重なって複雑な捻れ変位として現れるのが固定端の反対側で開放端となっているフロント側で、そこに取り付けられているダンパープーリーはその捻れ変位の運動エネルギーを減衰させる役割を担ってます。

具体的には、慣性により一定速度で回転しようとする外筒に対してクランクシャフト側に固定された内筒が振動するわけですが、内筒が外筒よりも先に進もうとしたらゴムを介して引っ張り戻し、逆に遅れるようならばゴムを介して引きずり回すという、変化に対し常に逆の方向に力を発生させることで振動に対して抵抗してくれてます。また、ゴムが変形する際に運動エネルギーを熱エネルギーに変換して放熱することでクランクシャフトの捻れの運動エネルギーを強制的に発散させ、効果的に減衰してくれています。ラジエターが放熱して冷却水を冷やすように、ゴムが放熱してクランクシャフトの捻れの運動エネルギーを奪ってくれているわけです。

20160923_01.jpg

イメージとしてはこんな感じです。横軸が時間で縦軸がクランクシャフトの捻れの角度です。

燃焼の力がピストンとコンロッドを介してクランクシャフトに伝わるとクランクシャフトは回転しつつ捻れるわけですが、ダンパープーリーが無い場合は一旦大きく捻れた後は原点(捻れゼロの角度)を挟んでビヨンビヨンと振動し、時間をかけて少しずつ減衰していきます。

一方、ダンパープーリーがある場合は捻れの運動エネルギーが吸収されるために振動が短時間で収束します(ダンパープーリーの性能次第ですがw)。性能の良いダンパーを装着したサスペンションと同じ状態ですねw

「プーリー内部の薄っぺらいゴム如きでクランクの捻れ振動を本当に吸収減衰できるのか?」という疑問が最後に残ると思いますが、実はこれが吸収できるんですよw(こちら)。
クランクシャフトとダンパープーリーをモデル化して運動方程式として解いた解析解です。細かいところは難しいので放置するとしてw、結論は、

「適切な重さと大きさのプーリーを使えばクランクシャフトのねじれ振動は抑えることが出来る」。

さらには

「適切な粘弾性のゴムを用いた減衰機構付きのダンパープーリーを使えば更に広い回転数範囲で更に効果的に捻れ振動を減衰できる」

となっています。

歴史を紐解くと、プーリーの基礎となる同調質量ダンパーの機構はP.Wattsによって1883年に考案され、さらに減衰機構を加えたダンパープーリーの基礎理論はJ. OrmondroydとJacob Pieter Den Hartogによって1928年に考案されました。
ミニが誕生する30年前のことですし、ちょうど自動車が爆発的に発達した時期と重なりますので、自動車の進歩がこの技術の恩恵を受けたのは間違いない、というくらい確実で原始的な機構だったりします。つまりダンパープーリーってのは決してオカルトパーツじゃないんですよw

スクイさんから伺ったお話によれば、ミニの歴史の中ではクーパーS用のダンパープーリーの効果が特に有名とのことで、耐久性の高さで折り紙付きだったMk1後期からMk2までのクーパーSのEN40B鍛造クランクシャフトもこのダンパープーリーの恩恵を受けていたようです。
これが1275GT用として簡易型になり、後期Aプラス用はそこから更に簡略化されたそうで、新品時はそれなりの効果があるもののゴムの劣化が激しく、短期間で硬化して機能を失うばかりかバキバキに割れてしまうことも多かったようです。

先程ご紹介した論文の結論でもあるのですが、ダンパー機能付きのプーリーの場合は広い回転数範囲で効果的に捻り振動を吸収してくれるのですが、逆にダンパープーリー機能が無いリジットプーリーの場合は適正な条件範囲が狭く、その範囲を外せば逆効果だったりします。
・・・それを踏まえて我が家の赤ミニのクランクシャフトに生じたダメージを考えてみると、硬化したゴムのプーリー、つまりリジット化して過剰に重いだけのプーリーを使い続けてしまったのがEN40Bのクランクシャフトにすらダメージを与えてしまった原因だったのかもしれません。かなり後悔してます。

20160923_02.jpg

クランクシャフトの捻れがシャフト自体の破断にまで至ってしまう経緯と、ダンパープーリーの役割についてまとめてみました。

シリンダーで爆発が生じるとクランクシャフトに爆発力が伝わりクランクシャフトが回りつつ捻れるわけですが、一発の捻れでクランクシャフトが折れるわけではありません。特定の回転数で爆発による捻れの変位に次の爆発が重なるような「共振」が生じた場合に捻れが増幅され、クランクシャフトの弾性変形域を超えてしまった時に破断に至ります。

それを模式的に説明したのが上の図です。左はダンパープーリー無しで同位相で3連続で捻れが入った状態です。青線が一発目、一周期遅れてオレンジの線が2発目、そして更に一周期遅れて紫の線が3発目ですが、各周期で波の山が重なっているのが見て取れると思います。
一方で右の図はダンパー機能付きプーリーの場合ですが、それぞれの捻れが短時間で減衰するため波が重なりません。

20160923_03.jpg

この同位相での波の重なりが「共振」です。

波が重なると足し合わされて増幅されるんですが、その結果を示したのが上の図の赤線です。一発目、2発目、3発目・・・と捻れが重なってどんどん増幅され、いつしか強度限界を越えて破断に至る、と。これがクランクシャフトが捻れ振動で折れるメカニズムです。
逆に言えば、捻れ振動を増幅する前に毎回確実に減衰できるならば破断には至らないわけですね。この役割を担っているのがダンパープーリーというわけです。

ちなみにクランクシャフトが捻れやすい条件としては、直列6気筒などのようにクランクシャフト自体が長い場合、3気筒エンジンのように爆発間隔が長い場合、そして4気筒3ベアリングのように支持部が少ない場合があります。ミニ涙目ですねw

R0018041.jpg

ここからは純正ダンパープーリーとハーモニックバランサープーリーとの違いについて、スクイさんから頂いた情報も交えて考察してみようと思います。

左が1300cc用純正のダンパープーリー。右がエイボンバー社製のハーモニックバランサープーリーです。

R0018040.jpg

裏から見るとこんな感じです。

純正のダンパープーリーもハーモニックバランサーも、どちらもクランクシャフトが固定される内筒とVベルトが掛かる溝が掘られた外筒、そしてその間を埋めるように充填されたゴム層とで構成されています。純正の方はゴムが露出していますがハーモニックバランサーの方は見えないようになってますね。

ダンパープーリーの原理が発明されたのが1928年、ミニの純正プーリーが作られたのが1950年代末、エイボンバー社でハーモニックバランサーが作られたのがおそらく1980年代であることを考えると、両社とも同じ理論を使って設計的には似たようなことをやっているはずですので構造的には大きな差は無いだろうと想像できます。1960年代ならば能力はともかく電算機もあったでしょうしw

そんなわけで、純正のダンパープーリーとハーモニックバランサーの違いは構造設計ではなく材料にあるのではないかと想像しておりました。そしてスクイさんから得た情報によれば使用しているゴムの材質とプーリーとの接合方法に違いがあるとのことでした。半分ビンゴでしたねw

まずは材質の比較です。

純正のダンパープーリーに使われているのはNBRとのことです。ニトリル−ブタジエン共重合ゴムと呼ばれるもので、天然ゴムに比べると耐油性、耐摩耗性、引き裂き強度に優れますが、自動車のエンジンルームのような暑い環境で、しかも振動を熱に変えるような仕事をさせるには耐久性に問題があります。純正ダンパープーリーの寿命が短いのはこれが原因でしょう。

一方、ハーモニックバランサープーリーが作られた1980年代は、合成ゴムの中でも粘弾性の設計自由度が高く耐久性が大きく改善したEPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム)が使えるようになっていたはずなので、それを使っているのではないかと想像しております(材質までは未確認です)。

スクイさんの情報によれば、元々は音響用に開発された制震ゴムを自動車用のダンパープーリーに使うべく研究開発が始まり、中〜高周波振動の吸収に大きな効果が確認され、アメリカなどで主流だった大排気量V6エンジンへ応用した際の効果がユーザーの反響を呼び、量産と継続生産の後押しを得て横展開されてミニ用のプーリーも作られることになった、とのことです。

もう一つの違いである接合方法ですが、

純正ダンパープーリーは外筒と内筒の間にゴムを充填する際にゴムを固定するために接着剤を使っているのですが、ハーモニックバランサープーリーの場合は外筒と内筒のどちらにも接着剤は使用していないそうです。おそらく加硫接合で金属表面とゴムとを硬化成形と同時に接合しているのでしょう。接着剤層という材料間の界面は伝達障壁になりますので、それが無いというのはクランクシャフトの振動をスチールの剛体部分からゴム部分へ伝達する際にメリットになります。

まとめると「振動の伝達効率に優れ、広い周波数範囲で減衰効率に優れ、しかも寿命が長い」、これが純正ダンパープーリーに対するハーモニックバランサープーリーのメリットでしょう。デメリットは価格が高いということでしょうかw

その他にも接合面を広く取りゴム部分の体積を大きく確保することで回転方向だけでなくスラスト方向の振動吸収性にも優れるというメリットもあるそうです。スラスト方向の振動か・・・目頭が熱くなりますねw

古い確実な技術に新しい材料を組み合わせることでより優れた効果をより長期間発揮できるようになった、と・・・ロマンですよねw
それにしてももう少し早い時期に真剣に調べて使っていれば良かったなあと・・・後悔先に立たず、です。自己嫌悪ですよw



にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。こちらもコアな記事が満載ですのでご覧下さい。

テーマ : 英国車ミニへの想い
ジャンル : 車・バイク

恒例の?夏のトラブルその3

少々間が開いてしまいましたが夏のトラブル第3弾のご報告です。

こいつはちょっとばかり根が深そうな案件です(汗)実はまだ未消化なのですが心の整理を兼ねてまとめてみました。

R0017982.jpg

発端はこの写真でした。8/29にアップした「夏のトラブルその1」の最後の写真です。

記事では、

「ダンパープーリーのゴムが劣化して硬化してしまいました」
「硬化したゴムでは振動を吸収できないだけでなく、ゴムの割れが進展してディスクが剥離するとより深刻なエンジントラブルに繋がりかねないため、交換することにしました」

と、サラッとまとめたのですが、この写真を見た方から「ヤバイよ」と連絡を頂いたのですよ。

アドバイスを下さった方曰く「プーリーのスラスト面に焼き付きを起こした形跡が明瞭にある。この症状はクランクシャフトに過大な応力が入って捻れ、その際にプーリーがケース側に引き込まれたために生じる」と(汗)

ご指摘を受けて改めて眺め直してみると、確かにスラスト面に円周状にかなり深い傷が入っていました。これは単に部品が擦れ合って入った傷ではなく、金属面同士が高圧で擦れ合うことによって摩擦面が瞬間的に高温になって溶けて固着(鍛接)し、それが回転の力で再度引きはがされて生じた傷なんですよ。
クランクシャフトを組んだ際にスラスト方向のクリアランスは正常に調整しましたので、それを上回る変位、鍛接が生じる程の圧を伴う変位がクランクシャフトに発生した・・・と見なすべきで、そう考えると確かにヤバイです。

そしてより重大な情報として「今までにこの症状を何度か経験したが、そのクランクシャフトをそのまま使い続けた場合にはいずれも遠くない将来にクランクシャフトが折れてエンジン全損に至った」と(大汗)
ちなみにその方と知人の方合わせて4回ほどこの症状からクランクシャフト折損に至った経験があるそうです。

焦りましたよ。でもこのプーリーは赤ミニを入手した時から付いていたもので古くてボロいという認識はあったので「最初から傷が入ってたんじゃない?」と祈る思いでP師に確認したところ「今回の傷です」「相手側のタイミングチェーンカバーにも同じ傷があります」と・・・最悪のシナリオを裏付ける傍証が次々と出てくるではありませんか(涙)

皆さんは「このクランクシャフトが次のレースで折れる確率は25-50%です」と言われたらどうしますか?(汗)

何せ高価なクランクシャフトですのでアッサリ捨てるには惜しいという思いが強いのですが(大汗)

でも本当にクランクシャフトが折れたらエンジンは間違いなく全損コースなんですよね(滝汗)

うーむ、どうするべきか?

R0018077.jpg

クランクシャフトのダメージは外観からはほとんど分かりません。表面に出るほどのクラックが入っているならば間違いなくNGと言い切れるのですが、そこまで至っていない場合は判断が難しいです。

というか気持ち的に諦め切れない(涙)ので、せめて何か異常値がないかP師に確認して頂きました。シャフトの振れ幅は3/100以下で問題無し。

R0018080.jpg

リア側の親メタル異常なし。

R0018079.jpg

センターの親メタルも異常なし。

R0018078.jpg

プーリーの焼き付きが生じたフロント側の親メタルです。異常が出るとしたらここなんですが異常なし。

R0018081.jpg

クリアランスも確認しました。まずジャーナル径を測り、

R0018083.jpg

次にメタル側を規定トルクで組んで内径を測って差分を出します。結果は3箇所ともクリアランス6/100で正常値でした。

この結果だけ見ると問題無しと言いたくなるのですが、問題はクランクシャフトの「振れ」ではなく「捻れ」なんですよね・・・「捻れ」の場合はメタルに負荷はかかりにくいので数値に出なくても不思議ではないんですよ・・・判断が難しいところです。

今思えばハーモニックバランサープーリーをもっと早く導入しておけば良かったなあ、と。
振動が抑えられて回転がスムーズになるという効果で知られているパーツですが、実はまさにこういうモードを防ぐのが狙いの硬派なパーツなんですよね。回転バランスさえとれていれば基本的に大丈夫なハズ、プーリーはとりあえず1300用の重いのを付けておけばいいやと高をくくっていたのが悔やまれます。

20160910_01.jpg

クランクシャフトのダメージを何とか直接観察したかったのでX線探傷を試みました。

ナナハムさんのご協力を得て山梨県の産業技術センターで計測することが出来たのですが、X線強度が足りず上手く測れませんでした。上手く測れなかったといっても150kV・・・15万ボルトの装置なんですけどね(汗)クランクシャフトのジャーナル径を透過できる強度のX線CT、400kV以上のクラスの装置というと・・・東京都の産業技術センターか宇宙航空研究開発機構かSPring-8か(大汗)

後者2つの機関は研究目的の依頼しか受けてもらえないのでNGです。残る希望は東京都の産業技術センターで、東京都の某社を経由して測定を依頼したのですが受付完了の連絡以降もう2週間返事がありません。順番待ちが激しいのか担当者が面倒くさがっているのか分かりませんが、ちょっと期待できないのかなと諦めモードです。

本音を言えばX線探傷の結果がどちらに転んだとしてもクランクシャフトは新たに入手しなければならないと思ってます。内部のクラックが検出されなかったとしても装置の解像度の問題で引っかからなかった可能性が残ってしまいますので。それでも計測しようとしているのは可能ならば定量的に残して次につなげたいという思いだったりします。まあこれは時間をかけてでも取り組むつもりです。

そんなわけでクランクシャフト入手に向けてタートルさん経由でMEDに確認したところ998用アロー製クランクシャフトは「欠品」と・・・うっそーって感じですよ(涙)そんなに売れるパーツじゃないハズなんですが・・・このブログで紹介したのが間違いだったのだろうか(号泣)

長い目ではMEDでの再製造を期待するとしても、直近では代替品を探さなければなりません。さてどうするか。

続きます!



にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。こちらもコアな記事が満載ですのでご覧下さい。

テーマ : 英国車ミニへの想い
ジャンル : 車・バイク

Tokyo Bayside Classic Cup 第14戦 その2

総大将のF間さんから「TBCC FUN!にクリスタルカップクラス予選の写真がアップされてるよ!」(こちら)と教えて頂きましたのでご紹介です。

217305_9687f084db604fb78c32b4d16b163869~mv2

今まさにコースに出んとする我らが総大将。しかし無情の雨です。

実は雨男だそうですw
最近気力体力共に絶好調なのか・・・それはもちろん喜ばしいことなんですがw・・・ハルオ君の霊験も歯が立たないほどの雨男ってのも如何なものでしょうかw

217305_3ad2390898a3491a8ce0ee47245f578f~mv2

クリスタルカップクラス予選のあたりから雨脚が激しくなってきたようです。

217305_5bc8d251e02b4d49afad24e737368342~mv2

FFのミニは基本的に雨が得意なんですが、

217305_87d62c5ecde0439a9dce44619a235da8~mv2

FR車にとっては地獄でしょうねw あ、O関さんは今日はA40ですね、絡みたいな〜w

217305_8ba7444705cb403c9056d06dbadda357~mv2

最終コーナー手前に雨水が溜まってしまって大変な事になってます。

217305_165bdc1e5b3f4879a1f64268bc4aee6c~mv2

川ですかw

217305_f93bdb1403b44ab4a735b897d02eabbc~mv2

いやむしろ池なのか(汗)

217305_fef7d743282c42e3a41ba5438c281943~mv2

ひょっとして沈没してませんか?(大汗)

安全を第一に考えてレース中断の判断もうなずけるコンディションですね。電装系の弱い旧車にとっては別の意味でも厳しそうですがw

217305_fe112b972bfd4ca09b2a496b88d03d10~mv2

ギャラリーの皆さんも完全防備ですね。

217305_edf20c536a1341f69c603694f686e569~mv2

オフィシャルの皆さま、雨の中お疲れ様です!いつもありがとうございます!

残念ながらレース中断とはなりましたが、この日の続きは日程を改めて別途開催!とのことです。僕と赤ミニも復活参戦できるかなw その日が決まるのを楽しみに待とうと思います。



にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。こちらもコアな記事が満載ですのでご覧下さい。

テーマ : 英国車ミニへの想い
ジャンル : 車・バイク

Tokyo Bayside Classic Cup 第14戦

9/11に袖ケ浦フォレストレースウェイにて開催されたTokyo Bayside Classic Cup(TBCC)第14戦に参加・・・できませんでした(涙)

まだブログでもご紹介できていない症状に決着を付けることが出来ず、今回は酸化を諦めました。ハム美さんが写真を送ってくれましたのでご紹介です。

DSC_0233.jpg

いつものトンネル・・・非日常の世界への入り口です。

DSC_0236.jpg

ナナハムさんのハム号と、おそらく隣にはP師のプリンミニ号。

プリンミニ号は何やら大幅なセッティング変更をしたようでスーパークリスタルカップクラスで大排気量車を蹴散らす予定のようですw

DSC_0237.jpg

その前には白い天使さん号と紫の悪魔さん号。ワルワルですw

20160911080354.jpg

クラブマンカップクラスにはうったさん、そして写真は無いのですがS藤さんがエントリーしてくれたようです。

20160911080618.jpg

キャメルからはハゲマル団長さんとミドリマンことそーねぇそーねさんが参戦です。

実は個人的に団長さんに入れ込んでまして・・・なんとなく10年前の自分を見ているようで放っておけないような感じ?なんですがw、ライバルのミドリマンを倒すべく今回は数々の秘策を託しました。タイヤにA032ではなくR7を選んでしまったのでかなりビハインドにはなってしまうのですが、それでも1秒くらいは勝てるんじゃないか、という読みを持っておりましたが、さてさてw

DSC_0239.jpg

テムズガレージのY代店長は13インチタイヤで参戦です。うーむ、タイヤがデカく見えますねw

DSC_0247.jpg

いつものことながら様々な旧車が集まっております。

DSC_0246.jpg

F間さんのアルファロメオ2000GTVとT林さんのフォード・エスコート。

DSC_0245.jpg

I藤さんのモーリス・マイナー。

DSC_0240.jpg

MG-Bとチンクチェント。

DSC_0243.jpg

1930年代のヴィンテージクラスの車も集まってますね・・・ヘビーウェットなんですがw

DSC_0242.jpg

左は初めて見る車ですね、何だろう。

DSC_0248.jpg

ヘビーウェットの中を走るヴィンテージクラスの車両達。感動的ですw

DSC_0258.jpg

クリスタルカップクラスの予選開始・・・というところで、

DSC_0261.jpg

雨脚が激しくなってきてしまったため予選中断です。

DSC_0263.jpg

スーパークリスタルカップクラスのミニ軍団も、

DSC_0265.jpg

車両に乗り込んでスタンバイしていたようですが、

DSC_0266.jpg

豪雨で川のようになってしまったコースコンディションのためレース中止の判断が下されました。

DSC_0256.jpg

残念ですがこれもまたレース、ですよね。

同日に筑波で開催されたトラックディはドライコンディションだったようで、同じ関東エリアでも激しいコンディション差ですよね・・・おそらく出走できなかった誰かの呪いだったのではないかと思います←

そんな中で嬉しいニュースもありました。クラブマンカップクラスは予選までは終了したようですが、ハゲマル団長さんが1分45秒台でクラス13位、そーねぇそーねさんが1分48秒台でクラス17位とのことです。とりあえずハゲマル団長の初勝利ってことで自宅で昼過ぎから祝杯を挙げておりますw A032ならばあと2-3秒は稼げたはずですので先々が楽しみですw


にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。こちらもコアな記事が満載ですのでご覧下さい。

テーマ : 英国車ミニへの想い
ジャンル : 車・バイク

恒例の?夏のトラブルその2

恒例となりつつある夏のトラブル編、第2弾です。

ホントは第2弾までのハズだったんですけどね、先週のうちに第3弾しかも相当強烈なのが出てきてしまって若干メゲてますが・・・それはともかくとしてまずは第2弾のご紹介です。これだけでも普通は十分致命傷になり得るネタですのでw

R0017914.jpg

オイル交換したところ、鉄粉ならぬ鉄片が出てきてしまいました。

R0017917.jpg

鉄片の反対側にはバッチリ破断面が(汗)

R0017923.jpg

そんなわけでまたエンジンを降ろしました。

ファンブレードの交換が楽になって良かったです←

R0017924.jpg

鉄片の形状からおおよそ犯人の目星は付いておりました。

R0017918.jpg

普段マジメな優等生が犯人だった・・・なんてのはありがちな話ですが、

R0017920.jpg

まさか国産の、しかもモータースポーツで鍛えられてきたはずの君が!?などという周囲の縋るような思いも空しく、

R0017922.jpg

やはりお前か・・・マジかw

R0017929.jpg

デフケースを外してプレッシャープレートを観察してみました。こちらは正常な箇所です。

R0017934.jpg

こちらが問題の箇所です。どこが問題かお分かりでしょうか?

R0017933.jpg

デフのプレッシャープレートが、クロスピンの軸があたる部分を起点に横一文字に割れてしまいました。ちょうどLSD機構が作動する時にクロスピンの軸から入力がある部分ではあるのですが・・・、割れるかなコレ(汗)

R0017937.jpg

折れた破片でピニオンギアの背面も傷だらけになってますね。ヨーロピアンカーズ・フェスティバルの時の水温上昇の原因の一つとしてこれがあったことは間違いないでしょう。

R0017942.jpg

ダメージが波及していない価格パーツをチェックしました。

R0017944.jpg

クロスピンおよびベベルギアは問題無し。スプリングも問題無し。

R0017943.jpg

デフのクラッチプレートも問題無し。

R0017945.jpg

反対側も問題無し、と。

LSDのトラブルと言えば普通はこのクラッチプレートの破断なんですけどね。それを防ぐためには組んでしばらくは全開を避けて慣らし運転し、クラッチプレート同士を馴染ませることが必要と言われています。今回僕は慣らし運転をほとんどせずにサーキットを走ったので壊れるとしたらここかな、と思っていたのですが完全にアテが外れました。

プレッシャープレートは駆動トルクの一部をカム機構を利用して多板クラッチをロックする役割を持ち、そのため確かに複雑な形をしてますが、それでもトルクは分散してかかるようになってますからね・・・破断に至るとは信じがたいです。材料なのか製造時のミスなのか、きっちりと解析して対策につなげて欲しいものです。

それとも「その3」のトラブルと関係しているのか・・・大変だなコレは(汗)



にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。こちらもコアな記事が満載ですのでご覧下さい。

テーマ : 英国車ミニへの想い
ジャンル : 車・バイク

プロフィール

みくた

Author:みくた
運動神経のなさを経験値でカバーしようと企むAround 40です。
これまでランエボでのサーキット走行にハマり、最近はClassic MINIに惚れ込んでます。Mini1000、1300キャブクーパーとおんぼろミニを乗り継いで、Austin Mini Mk1 に辿り着きました。レストア、トラブル対策とのんびりドライブを楽しんでます。
よろしくお願いします。

にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。
Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター
ブログ村 新着記事
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR