FC2ブログ

ABARTH CUPレポート・走りの反省

昨夜は台風で道路が閉鎖されて出張先の富士吉田市に足止めを食らい、予定外で一泊して飲み騒いできました。時間だけはあったので、アバルトカップの楽しかったことや悔しかったことを思い出しながら話をまとめてみました。

先日の記事でも少し書きましたが、アバルトカップはもともとはイタリア小型車を中心としたジムカーナ大会からスタートした企画だそうですが、年を追うごとに口コミで参加者が増え、イタリア車好きなオーナーの集まりだからなのか他国の車にもオープンで、今では一回に40台以上が集まる大きな大会になっています。参加されている方々も若い方から年配の方まで幅広く、車種も1960年型のカニ目、X1/9、シルエットフォーミュラ状態のX1/9、BMW2002、アルファ(SZが2台もいました)、ロードスター、ランエボ、そしてミニと幅広く、しかも家族と一緒に参加して調理&食事しながら観戦という、すばらしい環境でした。やっぱイタリアの血は違いますねw

しかし当日の現場では感動しているよりも緊張の方が強かった僕でした。
ランエボではさんざんサーキット走ってきましたけどミニでは初めてで、しかもジムカーナみたいな一発勝負は性格的に苦手なんです。エンジンとことんいじっているのに遅かったらどうしよう、という意地もありましたしw
そんなわけで、いろんな魅力的な車が多く参加してましたけれども、どう走るか考えるので精一杯で他の車の取材はほとんどできませんでした。魅力的な車の数々はファンダンゴさんの記事(こちら)や、Kentaさんの記事(こちら)や、プリンミニさんの記事(こちら)をご覧下さい。


ではワクワクドキドキの朝の集合から順番にご紹介していきます。

会場の成田モーターランド(こちら)へはアクアライン経由で向かいました。湾岸線で行ってもほとんど同じ距離なんですが、これまでアクアラインを走ったことがなかったので、この機会に走ってきました。
ファンダンゴさんとの約束では海ほたるのパーキングに6:30集合でしたが・・・、5:45に着いてしまいましたw。ワクワクして、そして寝坊したらどうしようと思うと眠れないんですよね。どうせ眠れないのならば早く出てしまえと思って45分も前に着いてしまったのでした。
まあ景色でも見て時間をつぶすかと思って歩き出した僕の背中に甲高いクラクションが・・・、ファンダンゴさんでした。

6:30って約束したじゃんw 何してんのさw

ファンダンゴさんもワクワクしてかなり早く起きてしまって早めに家を出たんだそうです。しょうがないオッサン連中だなーw

P1090150.jpg

朝焼けに染まる海ほたる。限りなくロマンチックなのになぜオッサン二人w

P1090153.jpg

朝焼けの中にたたずむミニ2台。絵になるなあw

海ほたるを出て1時間ほど走って成田モーターランドに着きました。
しかし、成田モーターランドに向かう途中の地名がことごとく読めませんでした。このあたりから東は昔のいわゆる東国だからなのかなあ、と思ってしまいました。そんな東国の、さらに畑の先の山の中に成田モーターランドはありました。住所を知らなければ絶対にたどり着けない、そんな感じで山の中に唐突にある感じでした。

P1090162.jpg

しかし環境はなかなかに素晴らしいです。
ほぼフラットな敷地に大小のコーナーを複雑に組み合わせたコースレイアウトで、コースの外はグラベルになっていてコースアウトによるクラッシュのリスクが少なそうな感じです。しかしめっちゃ晴れてました。歩くだけで暑いw

P1090163.jpg

最終コーナーから見たストレート。ここの立ち上がりがこのコースで一番リスキーな所です。

P1090160.jpg

イタリア車のイベントなのにサーキット独占状態のミニ軍団w
僕とファンダンゴさんが着いたときにはプリンミニさんとぶりタックスクーパーを駆るmaturouさんもすでに到着していました。僕ら全員眠れなかった口ですね、難儀だなあw

ジムカーナというのは(ご存じの方も多いと思いますが)、コースを決めて、練習抜きで走ってタイムを競う競技です。正式な大会では2本しか走れない場合がほとんどで、その2本でベストを出さなければならないというシビアな競技です(アバルトカップでは走れる本数は7回、そのうち3回が公式タイムになります)。

僕の中では、タイムを狙いにいく人たちの中には3つのタイプがあると思ってまして、何も考えずに直感で走っても速い天才型、過去の経験からパターンを組み合わせて初めてのコースでも自己ベストを出せる経験&努力型、そして理屈や経験はあってもなかなか形にできない運動音痴型です。もちろん僕は最後のタイプですw
コースレイアウトはあらかじめ聞いてましたし、当日朝一にコースを歩いて路面状態やコーナーのRなども実際に確認し、だいたいの走りのイメージを固めるわけです。固めるわけですがw
最初の一本目を走った段階で予想外の現象にぶつかってイメージが崩れるわけですよ。そして迷走するわけですw

僕の場合は、走る前のイメージとしては、「ミニはFFでアンダーだから細かいターンは曲がりにくい。だからオーバースピードでコーナーに入ってリアを流して早めに向きを変えてアクセルオンでスライドを止めて立ち上がろう。その上でコーナーの幅を上手く使ってスピードの乗る高速コーナーを最優先にしてタイムを稼ごう」と考えてました。

ところが実際に一本目を走ってみると、アンダーステア皆無でコーナー入り口からリアが滑る滑る。滑るリアに合わせてアクセルを戻して調整しながらなんとか一周したのが一本目で(1分11秒台)、リアは滑るものと覚悟を決めて滑ってもアクセルを踏み続けてFFドリフト状態で走ったのが2本目(1分9秒台)、さらにリアが滑る分込みでコース幅を使い切ろうと頑張ったのが3本目(1分8秒台)で、ここで午前中が終わりました。

DSCN3663.jpg

ファンダンゴさんから頂いた写真です。どうもありがとうございます。
見て明らかなとおりクリップに付けられてないw

DSCN3621.jpg

最終コーナーにて。ここもクリップ付けれてませんし、怖くてアクセルを踏み切れてません。

午前中は走る度にタイムを少しずつ更新できていたわけで、そのままタイムが上がっていけばとってもハッピーだったんですが、午後のセッションは1分10秒から8秒台を行ったり来たりで、これ以上タイムを更新することはできませんでした。伸び悩んで困っている時に気分転換にファンダンゴさんに同乗して頂いたのが下の動画です。

video.jpg

ファンダンゴさん同乗の1本目(1分10秒台)ではリアが滑る状態でアクセルを踏んで前に行こうと頑張ってますが、派手な割にはタイムは稼げてません。一方、動画の2本目(最後のフリートライアル時)は第2コーナーで失速したりして本人も全く行けてないと思った割にはベストタイムが出せてます。

写真や動画を見直して思いついた反省点は以下の3つです。

1)速く走るにはメリハリ、つまりコーナーはきちんとスピードを落としてコンパクトに最短距離を回り、ストレートや高速コーナーではアクセルを踏み切るということが大事です。しかし実際には低速コーナーのドリフトで熱くなってしまってメリハリ付けれてませんでした(でもミニでドリフトできるようになったのは激しく嬉しいですがw)。

2)コーナーでは車体がロールし切って姿勢が落ち着き、外側のタイヤに最大荷重がかかって初めて最大グリップを発生できるので、タイヤのグリップを活かすにはコーナーの入り口から最大荷重をかけられるように早く姿勢を作ってやる必要があります。僕のミニの場合はハイドロサスのために姿勢変化が大きいので、その分まで考えて更に早めにアクションを取らなければならないのに、その部分が完全に思考から抜け落ちてました。その結果、タイヤのグリップを使い切れず、曲がり始めが遅れて、かなりの頻度でクリップに付けられませんでした。

3)高速コーナーでスピードが乗るように各コーナーで攻める配分を考える必要があります。ハイドロサスでロールが大きいことまでを含めて考えると、高速コーナー手前のコーナーではとにかくコンパクトに曲がって次の高速コーナーに向けて姿勢を決める事のみに集中する必要がありますが、そこまで考えてませんでした。

次回はこの3つを考えて運転してみようと思います。

チューニングするとなると、ただ単にハイグリップタイヤに換えるだけだとロールが更に酷くなるし、ロールの大きさを押さえ込むような手段を打つと今の乗り味が無くなってしまいそうだし、で躊躇してます。
やるとしたらリアのネガキャンを少し強めにして、フロントにスタビを入れるのが良いかどうか・・・、難しいです。
なのでまずはドライバーの運転から見直そうかと思ってます。

満足できる結果では無かったですが、とことん攻めた結果として分かったことや得られたことは貴重な財産です。次に活かすべく頑張りますw


にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村の車/Miniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。Mini関係のBlog満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

コメントの投稿

非公開コメント

No title

サーキットを走るとついつい1つ1つのコーナーを
分けて考えて理想のラインをイメージしてしまいますよね
そうでは無くて、あるコーナーはあえて理想のラインを犠牲にすることで
次のコーナーをより速く抜けられる場合があったりするんですよね!
みくたさんの言うコーナーをコンパクトに曲がるという考えも
その一つですよね。この課題はSVメンバーみんなで悩みましょう。
みくたさんのクルマ、ロールも凄かったけど同時にリヤの沈み込みも
気になりました。が!しかし今はまだいじっていけません!!
走り込みましょうi-278

No title

プリンミニさん、どうもです。
前後がオイルでつながっているハイドロサスにとってピッチングは避けられない
問題です。フロントしかないダンパーで、しかも伸び側はほとんど規制できないし。

配管にオリフィス入れるという手もあるんですが、やりたくないなー。

今のところの結論は早くアクセルを開けられるよう早く姿勢を作ることかなと
思ってます。超立ち上がり重視ラインですね。非力なのにw

No title

鋭い自己分析ですねw
+パワードリンクはいらないのw
参考にさせて頂きますよ。

No title

ファンダンゴさん、どうもです。
スプリングサスはハイドロに比べてかなり有利なはず。
パワー差を相殺できるのでいい勝負になりそうですよw

パワードリンクはセンサー感度が落ちるのが問題ですね。
美味しいんですけどねーw
プロフィール

みくた

Author:みくた
運動神経のなさを経験値でカバーしようと企むAround 40です。
これまでランエボでのサーキット走行にハマり、最近はClassic MINIに惚れ込んでます。Mini1000、1300キャブクーパーとおんぼろミニを乗り継いで、Austin Mini Mk1 に辿り着きました。レストア、トラブル対策とのんびりドライブを楽しんでます。
よろしくお願いします。

にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。
Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター
ブログ村 新着記事
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR