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新たなチャレンジその2

新たな世界を目指すためのチャレンジ第2弾はもちろんエンジンパワー!ですよね。モアパワーの追求は僕にとってかなり根源的な欲望だったりします。コーナーは根性で何とかなりますけどパワーは何ともなりませんからね!(違w

P1080071.jpg

新たな世界を目指すにはまず現在の立ち位置を見極めなければなりません。そんなわけでまずパワーチェックに行ってきました。

パワーチェックはこれまでずっと所沢の秘密基地にお世話になってきているのですが、赤ミニを愛知に持ってきてしまうとさすがに通うことはできず(汗)とりあえず近場でそれなりに測れそうなお店を探したところスーパーオートバックスの名古屋ベイ店を見つけることが出来たので行ってきました。



パワー測定の様子です。

8000rpmまでキレイに回り切っている反面、低回転側にギクシャクする領域があるのが動画から見て取れるかと思います。そして気になる最高出力は・・・?

20151025_01.jpg

ん〜? 98PS!?

今年の3月に所沢秘密基地で測定した時が108PSでしたから・・・落ちとるやんけ〜(涙)

かなりショックだったのですが、後で冷静になってからチャートを見直してみると出力曲線が妙にキレイなことに気がつきました。普通は高回転側でもっとギザギザしていることが多いですよね。しばらく眺めているとその原因が駆動ロス計測にあることが分かりました。計測が終了した後、回転が落ちていく過程で実施する駆動ロス計測の結果は出力補正に使われる重要なデータですが、それが実測ではなくて直線近似で処理されてました。これでいいのか〜(怒)

それと・・・印刷が不明瞭でその場ではよく分からなかったのですが、横軸が回転数ではなくて速度になってました。これじゃあ数値解析できないじゃねーかと軽く絶望しましたよ。パワーチェックと一言で言ってもかなり文化の違いがあるなあと、そして車の生産に関してお膝元のエリアのパワーチェックがこんなレベルでいいのか!と悲しくもなりました。

ともかくいつもとかなり様相が違うことに焦りました。ベンチの機差はある程度は覚悟していましたが、それだけじゃなくてやり方まで違うとは・・・比較する時は同じベンチ、同じプロトコルでというのは評価の鉄則なんですよね。ちょっと甘く見ていてドツボにハマった感があります(汗)

20151025_02.jpg

最終的には所沢秘密基地で計り直すことになると思いますが(汗)それでもせっかく測定したんだし何か拾える情報は無いかと見比べた結果、速度→回転数の補正は自力でやるとして、補正前の測定出力は以前のデータと比較できそうだと気がつきました。

でもトルク換算するには補正後の出力が必要なんだよな・・・と悩んだ結果、以前のデータとの比較を最優先して、今年3月に所沢秘密基地で測定した際の駆動ロスデータで補正することにしました。ロジックとして苦しいですしどこまで正しいかどうかも分かりませんが、とりあえず比較してみたのが上の結果です。左が出力特性、右がトルク特性、青が今年3月に所沢秘密基地で測定したデータで、赤が今回測定したデータです。

諸元上の大きな変化点としてはカムシャフトがありまして、ケントカムズのMD286SPからMD310に交換しています。その他では機械式ファンが復活したので若干機械ロスが増えているかもしれません。

こうやって比べてみると、最高出力はほぼ同じとなってますが全体的には今回の特性が下側を走っている領域が多すぎですね。良くなった部分をあえて言うならば7000〜8000rpmの領域のパワーの落ち込みが少ない点でしょうか。より高回転側まで引っ張れるので富士では有利に働いたと推測できます。

一方で5000rpmにあるトルクの落ち込みは一段と激しさを増しています(汗)高回転側が元気になった印象があったのですが、5000rpm付近でのトルクの落ち込みが大きいのでその後の盛り返しが大きく感じていただけかもしれません(大汗) ただ燃料マップを見てみると高回転側で1割以上燃料供給量が増えているので、実際にサーキットを走る条件ではパワーアップしているのかも、という希望を捨てきれませんが(涙)

散々たる状況の中でデータ整理しながら絶望に沈んでいたのですが、ここから前に進むための貴重な情報をP師から頂くことが出来ました。曰く「3000rpm近辺の息ツキ、そして5000rpm近辺のトルクの落ち込みは、その領域でA/Fがリーンになりすぎているのが原因である可能性が高い」と。

A/FのデータはSVの企業秘密なのでここでは公開できませんが、確かにリーン寄りだなあとは思いました。そしてセッティング時に良好だったA/Fがリーン寄りになってしまった原因としては吸気温補正が考えられます。吸気温補正は僕が計算した理論値を採用していますが、気温の影響は計算に入れましたが湿度の影響を入れなかったんですよね。それが原因で燃料増量が足りなくなったのかな、と(汗) そして5000rpm以上の領域ではP師がエンジン保護のためにかなり燃料を濃くしていたそうで、結果的にその領域では適正なA/Fになったのかな、と(大汗)

てなわけで散々なパワーチェックではありましたが、次のSBoMの前にA/Fの問題を明らかに出来たのは有意義でした。残された時間はわずか1週間ですが、修正のための段取りをP師と詰めようと思います。


PS.現状のパワー特性を知るには所沢秘密基地で計測し直すしか手は無さそうですが、その前にA/Fを調整し直したとしても個人的に目標としている120PS(グラフ上の星印です)には届きそうにありません。あまりに遠すぎますね。

その原因はおおよそ掴めてますので来シーズンはそこに手を打とうと思います。手を打つついでの方が大きくなりそうですが、この際もう徹底的にやったろうやないか、と(謎)

次回はその辺りの考察と打ち手について書こうと思います。





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ふむふむ(・・)

パワーチェックといっても、所により色々仕様が違うんですね~・・
ハム号も計測してみたいな~w
その時は所沢秘密基地が良さそうですね(計って貰えればですが。。)
うちのも、4000~5000rpmでのパーシャルでの極端なリーンに
悩まされてます(。。)_
たぶん40パイの口径に36パイのOV入れてるんで・・
その回転域での流速が足らず、燃料が吸えてないと思うのですが・・
バーンとアクセル踏み込んでしまえばP/Jが効いて加速してくれるんでw
不便なのは高速道路での巡航時くらいですけどね~w

31日は午前中仕事なんで・・SBOM応援に駆けつけられませんが(T T)
夕方にはハム号取りにSV入りしますw
翌日の1日にプロアイズさんの筑波走行会にエントリーしてるんでw
筑波デビューしてきますね(^^)v

みくたさん初め、MRRCチームRの皆さんw
SBOMでの快走w期待してます!!

No title

KADハムさん、どうもです。

セッティングは悩み多いものですが、その時に定量的なデータがあるといろいろ考えることが出来るので次の手が打ちやすいです。とは言え違うベンチで測定したのは大失敗でしたが(汗)

1日は筑波なんですね、1日違いですがお互いに頑張りましょう!
プロフィール

みくた

Author:みくた
運動神経のなさを経験値でカバーしようと企むAround 40です。
これまでランエボでのサーキット走行にハマり、最近はClassic MINIに惚れ込んでます。Mini1000、1300キャブクーパーとおんぼろミニを乗り継いで、Austin Mini Mk1 に辿り着きました。レストア、トラブル対策とのんびりドライブを楽しんでます。
よろしくお願いします。

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