FC2ブログ

エンジン内部のチェック

12/13のTBCCで今シーズンのレースを全て終えましたので、3/6の開幕戦に向けてシーズンオフの間にまたエンジンを弄ります。まずは手を付ける前に分解を兼ねて現状で問題が無いかを確認しました。

現実界では12/13のTBCCの直後にSVに入庫しましたが、その次の週のうちにエンジンを降ろして全バラしまで完了していたそうです・・・実は僕に対しても内緒だったんですけどねw P師と電話で話をしているうちに白状してくれたので催促して写真を送って頂きましたw

R0017123.jpg

ヘッドオープン。もう馴染みになってしまった光景ですw

R0017124.jpg

1番2番気筒です。ガスケット、ピストントップおよびシリンダー内壁で問題無し。

ちなみに分解前に圧縮圧力も確認しましたが数値的には微増でしたので気密性には問題なかろうと踏んではいました。

R0017125.jpg

3番4番気筒です。同じくガスケット、ピストントップおよびシリンダー内壁で問題無し。

ほとんどサーキットユース、一般道も高速道路中心で使った半年間でしたがカーボンって溜まるもんですね。圧縮圧力の微増はこれと、ピストンリングがシリンダー壁と馴染んだのが原因かな、と想像しています。

R0017134.jpg

シリンダーブロックの上面です。

異常というわけではないのですが、以前からの懸念点として水穴周辺のブロック上面が腐食してヒケてきています(少し黒く色が残っている部分です。過去記事はこちら)。

これまでは1000cc用のガスケットにカッパーコートを加えて騙し騙し使ってきました。しかし今後は1300cc用のガスケットを使う予定で、そうするとシールラインが変わってしまってこのヒケている部分の上を通るようになるためにシール不良による水漏れのリスクが出てきます。そんなわけでこの機会に修正予定です。

R0017126.jpg

続いてシリンダーヘッドです。

煤の付き方も均一で、異常燃焼や熱の偏りも無さそうです。今年の後半からサーモスタッドの温度を82℃から73℃に下げましたが、アルミヘッドにはこれくらいが安心みたいですね。

R0017127.jpg

1番気筒の燃焼室。問題無しです。

R0017128.jpg

夏の富士スピードウェイ走行後にバルブシートにクラックが入った2番気筒も今回は問題無し(過去記事はこちら)。3番気筒も問題無し。

R0017129.jpg

4番気筒も問題無し。

今後問題なく8ポート化が進むようならば、このヘッドはKADハムさんにもらわれていく予定です。

R0017130.jpg

続いて腰下に行ってみましょう。

R0017131.jpg

クランクシャフトのフロント側親メタルです。外観、クリアランス共に問題無し。

R0017132.jpg

センターの親メタル。問題無し。

R0017133.jpg

リア側の親メタルも問題無し。よかったですw

R0017152.jpg

夏の富士スピードウェイ走行後にダメージを負ったコンロッド大端部の子メタルも今回は問題無し(過去記事はこちら)。

R0017153.jpg

貴重なVandervell社製の998用子メタル、無事でよかったですw

R0017154.jpg

クランクシャフトも目立った傷は無く、

R0017155.jpg

メインのクランクジャーナルおよび1番2番クランクピンも問題無し。

R0017156.jpg

3番4番クランクピンも問題無し。

今年の年初にはプライマリギアの摩耗からクランク軸とプライマリギアとの間のクリアランスが増大して引きずってしまうというトラブルがありましたが(こちら)、以後は再発していません。傷、クリアランス共に問題無しです。

このクランクシャフトと上述のコンロッドについてはまだ詳細な紹介をしていなかったと思いますので、次の記事あたりでご紹介予定です。

R0017157.jpg

カムシャフトおよびバルブリフターです。

R0017158.jpg

1番2番気筒のリフターです。底面の虫食いも無視出来るレベルですし側面も良好な状態でした。

R0017159.jpg

3番4番気筒のリフターも問題無し。

過去には異常摩耗で苦しんだパーツですが、クリアランスを適正化して水温を均一化して、更にはリフターそのものを選ぶようになってからは再発していません。ありがたいことです。

R0017160.jpg

若干ジャンプした形跡がありますがカム山も問題無し。

もともと中古でゲットしたカムなんですが、入手した時とあまり変わったようには見えません。油圧保持の観点からオイル穴の無いタイプをあえて探して使った経緯がありますが(こちら)、この結果からするとその方針は正しかったように思います。カム山にオイル穴が無くても十分に潤滑出来るってことですね。


トラブルを一つ一つ対策してきた結果、今のこの「問題無し」と言える状況にようやく辿り着けたと感慨深いです。ご協力下さいました皆さま、どうもありがとうございます!

そしてこの状況で満足していればいいのに今後更にリスキーな方向にチューンを進めようってんだから人間とは業深いですよね←
今後はより高い負荷環境下で新たな問題も出てくると思いますが、今までと同じく一つ一つ解決していこうと思います。またご協力の程よろしくお願い致します!


PS. お正月休みでプロショップがお休みしている間にブログ村のランキングで上位を奪還したいなーとか企んでまして、少なくとも連休中は毎日更新しようと自分に課しております。下のブログ村のバナーをクリックして頂けますと嬉しいです。
よろしくお願いいたします!





にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。こちらもコアな記事が満載ですのでご覧下さい。

テーマ : 英国車ミニへの想い
ジャンル : 車・バイク

コメントの投稿

非公開コメント

No title

う~~~~~ん、キレイなクランクだなぁ、

2016年仕様のエンジン、楽しみです!
ボクのエンジンは2011年のままですが・・・・・(^^ゞ。
同じクラスとは思いたくないですが同じなんですよね。
今シーズンからの1000ccクラス!
よろしくお願いしますm(__)m。

No title

カメ39番さん、どうもです。

クランクは耐久信頼性のパーツであってそれ自体でパワーアップできるパーツではないですが、でもこの鈍い輝きは大迫力ですよね。きちんと芯出ししたブロックの中で歪むことなく粛々と回るクランクシャフト・・・想像するとウットリしますよね←変態w

同じクラスです(キッパリw)
こちらこそよろしくお願いいたします!
プロフィール

みくた

Author:みくた
運動神経のなさを経験値でカバーしようと企むAround 40です。
これまでランエボでのサーキット走行にハマり、最近はClassic MINIに惚れ込んでます。Mini1000、1300キャブクーパーとおんぼろミニを乗り継いで、Austin Mini Mk1 に辿り着きました。レストア、トラブル対策とのんびりドライブを楽しんでます。
よろしくお願いします。

にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。
Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター
ブログ村 新着記事
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR