FC2ブログ

2016第2回トラックディ タイム解析編

5/1に筑波サーキットにて開催されたトラックディのリザルトが三和トレーディングさんのHPに公開されました(こちら)。自分のリザルトだけでなくライバルのリザルトが手に入るのは嬉しいですね。そこに記録された数字の山と格闘しつつ、区間タイム毎の優劣などを読み取って一喜一憂したり次の打ち手を考えたりして楽しませて頂いておりますw

その中から自分自身の進化(もしくは退化?w)についてまとめてみましたのでご紹介しようと思います。具体的には、昨年の最終戦、今年の第1戦、そして5/1のトラックディのリザルトの比較で、7ポートから8ポートに換えた効果およびハイドロの配管を切った効果についての検証&考察となります。

20140313_01.jpg

このブログではもう何度も登場してますが、こちらが筑波サーキットのコース図です。

ホームストレートのコントロールラインから第1コーナー、S字コーナー、そして第1ヘアピンを抜けるところまでがセクター1(青い区間)、
ダンロップコーナー、第2ヘアピンを抜けてバックストレートの最終コーナー手前までがセクター2(黄色い区間)、
そして最終コーナー入り口から出口のコントロールラインまでがセクター3(緑色の区間)、

となっています。

20160509_01m.jpg

2015年の最終戦を基準として、2016年の第1戦および第2回トラックディのベストラップタイムおよびその時の区間タイムをまとめてみました。差分が分かりやすくなるように2015年の最終戦を基準にタイムの差分も記載し、良くなった場合を青で、悪くなった場合を赤で色分けしてみました。・・・が、妙に真っ赤っかの領域があるような?(汗)

2016年度の第1戦はエンジンを8ポート化して2015年度最終戦の時よりも大幅にパワーアップしたにも関わらず、実は全ての区間で逆にタイムが落ちてしまってます(大汗) 他のエントラントのリザルトでは昨年の最終戦と今年の第1戦でだいたい同じタイムなんですよね、その中で赤ミニだけ全ての区間でタイムが悪化し、トータルのラップタイムでは0.5秒程も落ちてしまっています。

原因としてはドライバーのコンディションの悪さ・・・花粉症とか?wも確かにあったのですが、ドライバーのコンディションに依らないはずの最高速まで低くなってますからね、マシン的な要因があったと考えるのが自然でしょう。

そしてそれは何かというと、一つの大きな要因としては以前ご紹介した点火コイルの寿命(こちら)があったと思いますが、もう一つ重要な要因としておそらく吸気温センサーの取り付け位置があったのではないか、と思ってます。本来はファンネル近傍に取り付けて吸気そのものの温度を測るべき吸気温センサーを横着してグリルに取り付けてしまっていたんですよね。
「吸気温センサーの位置が理想とは多少違っていたとしても、キャブでは出来ない温度補正が出来る分、インジェクションの方がまだ有利なんではないか?」と思う方も居るかもしれませんが・・・実はつい最近まで僕もそう思っていたのですが・・・よく考えてみるとそうではないな、と(汗)

キャブの場合はベンチュリーで生じる負圧の大きさでガソリン吐出量が決まりますが、負圧は吸気の流速と粘度で決まり、粘度は吸気温度で決まるんですよね。つまりキャブってヤツは基本的なセッティングが出来ていれば、その状態から吸気温が多少変わったとしても温度補正が自然に出来る機構なわけですよ。
逆にインジェクションは吸気温度が変われば温度補正をキッチリとかけないと確実にセッティングを外します。というかキチンと機能させるために必要な補正パラメータをわざわざ外せばエンジンの耐久信頼性的にもヤバイです。

今年の第1戦は決勝でリタイヤしたのでこれまであまり真剣にリザルトを見ていなかったのですが(←オイw)、どんだけ不利で危うい状態で走っていたのかと今更ながら理解して怖くなったみくた48歳なのでした。

一転して今回のトラックディでは点火コイルも交換して吸気温度センサーも適正な位置に付け替えて臨んだので最高速もキチンと向上しています・・・2km/hrですがw

トータルのラップタイムは0.6秒短縮できていますが、寄与の大きな区間としてはセクター1でしょうか・・・区間タイムで0.3秒以上も短縮できている影響が大きそうです。セクター1は1コーナーやヘアピンを含んでいますが、この辺りのコーナーでステアリングに伝わる手応えが以前とは大きく変わり、かなりしっかりしてきた印象を受けたので、ハイドロを前後でカットした効果ではないかと、いや・・・そうだといいなあと思ってますw 

20160509_02m.jpg

一方、僕自身がキチンとマシンコントロール出来ておらず、ガムシャラにアタックする中でたまたまベストラップが出ているという悲しい現実を直視すると、ベストラップではなくアベレージで比較した方がいいのではないかという疑念も出てきます。・・・ので比較してみた結果がこちらです。前走車に引っかかって大きくアクセルを緩めた周回は除外して計算しています。

アベレージで比較しても今年の第1戦が真っ赤っかで第2回トラックディから大幅に改善という結論は変わらないのですがw、タイム短縮に寄与の大きい区間がセクター1ではなくセクター2およびセクター3に変わってきます。一発の速さならばセクター1重視、運転の全体傾向から見るのであればセクター2およびセクター3重視、でしょうか。

セクター2およびセクター3にはストレートがあるのでトップスピードが大きいとも思えるのですが、それにしてもそれぞれヘアピンと最終コーナーがありますからね、足周りの寄与も無視できないのではないかとも思っています。・・・つまり厳密には切り分け出来てません。理屈こねずに全体で速くなれってことですね←w

20160509_03.jpg

トラックディの3本目のリザルトをまとめて俯瞰してみました。

ラップタイムと区間タイムのベストをそれぞれ青字で示してますが、ベストラップの周回に全区間でベストタイムが出ているわけではないんですよね・・・僕の腕では当然なのかもしれませんが(涙)

セクター2とセクター3での区間ベストタイムはかなり前半に出ていますが、おそらくタイヤがまだマシな状態だった影響ではないかと想像してまして、このあたりは新品タイヤを履いてキチンと堅実に走れば今回の結果の中でも良い方のタイムを再現出来る、もしくはもう少し良い状態を狙えるかなと期待しています。

最高速は8周に渡ってほとんど変化無いですね。油温および油圧も正常、水温も80℃以下で安定でしたので、耐久信頼性的には問題無しと判断出来そうです。

20160509_04.jpg

エンジンの調子が良いとなれば、あとはタイヤと足周りが良ければセクター3の最終コーナーはもう少しタイムを短縮できそうですが、どこまで短縮出来そうかを見積もるためにいつもの図を書いてみました(考え方についてはこちらをご参照下さい)。

赤い四角が2015年最終戦、赤い三角が2016年第1戦のプロットで、こうして重ねてみるとほとんど変わっていないことが分かります。そして赤い丸が今回の第2回トラックディの結果で、最高速は明確に高い側にシフトさせることが出来ました・・・3km/hr程度ですがw

そして10インチ最速ラインまでの残りの距離・・・詰めるべき区間タイムは0.3秒といったあたりですね。

てな感じで次に向けての攻め所を思案・・・というか妄想して楽しんでおりますw 解析と言えばもう一つメカニカルな問題を解析した上で対策する必要があったりするのですが(汗)、それについても今週中に詰める予定です。

間に合うことを祈って下さい!w



にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。こちらもコアな記事が満載ですのでご覧下さい。

テーマ : 英国車ミニへの想い
ジャンル : 車・バイク

コメントの投稿

非公開コメント

配管カットw

ハイドロカットは確実に効果出てますね~w素晴しいアイデア教えて頂けて
良かったですね♪
このサスに合わせて足回り調整すれば・・w1分12秒台!?もみえてきそうw
タイムの分析、大事ですよね~グラフも見やすく有り難いですw
これでいくと・・・ハム号は7000rpm回って154km/hだから・・
12秒5がセクター3での目標になりますな~w
焦らず精進します(^^)w

No title

ナナハムさん、どうもです。

文字の印象としては何かの種類のハムみたいですね。音感からも何か美味しそうな響きを感じます・・・あるいはヨアヒムとかケルビムとかアブラハムとか、悠久の歴史を感じる名前を連想しますねw

そっか、ナナハムさんの分も一緒にプロットすれば良かったですね。次からはそうさせて頂きますね!
プロフィール

みくた

Author:みくた
運動神経のなさを経験値でカバーしようと企むAround 40です。
これまでランエボでのサーキット走行にハマり、最近はClassic MINIに惚れ込んでます。Mini1000、1300キャブクーパーとおんぼろミニを乗り継いで、Austin Mini Mk1 に辿り着きました。レストア、トラブル対策とのんびりドライブを楽しんでます。
よろしくお願いします。

にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
にほんブログ村

日本ブログ村のMiniカテゴリーでランキング参加してますので、上のバナーをクリックお願いいたします。
Mini関係のBlogが満載ですのでリンクとしてもご利用下さい。

にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
にほんブログ村

こちらは旧車カテゴリーです。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター
ブログ村 新着記事
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR